2018年5月11日金曜日

H30年度川口市中体連野球専門部『部員数調査』

野球人口増加プロジェクトはおかげさまで、様々なメディアで取り上げられ、他県から問い合わせもいただいております。



我々もありがたいことだと思っていますが、プロジェクトは結果につなげなくては全く意味がないと思っています。



もちろんすぐに結果につながるとは思っていませんが、今年度の調査で少し成果を感じたことをご報告させていただきます。



H28年度〜H30年度の川口市中学校野球部に所属している選手の数(市内25校)

H28年度→150名
H29年度→169名
H30年度→177名、うち未経験者40名、女子部員4名

着実に増えてきていることと、未経験者がたくさん入ってくれたこと、女子部員が4名も入ってくれたことです。ある学校では、経験者が入ってくる見込みがない中で、初心者が7名入部した学校もあるほどです。



これは野球人口増加プロジェクトによって、野球部に入るための敷居を低くしたことによる成果だと思います。経験者しかできないスポーツと思われがちな野球ですが、中学生からでもできる。そう思わせることができたことは各校の努力の成果だと感じています。



そして、次はこの未経験者の選手たちを中学校野球部で立派に育て上げて、少しでも野球を続ける選手たちを育てることだと考えています。



そこで、Koshi Con(コシコン)の西山さんにご協力いただき、『野球未経験者のための投げ方教室』を開催していただくことになりました。



女子部員に対しては、埼玉スーパースターズF(女子埼玉県選抜チーム)と協力して、毎月第2土曜日の午後から、新郷西沼公園のグラウンドで川口キューポラーズ(市内中学校クラブチーム)と合同練習を行うことになりました。女子部員の子たちにも、月に1度でも埼玉県内の仲間たちと野球をやる機会をつくってあげたいと考えています。



それぞれの状況に柔軟に対応して、様々な方々の力を借りて、環境を整えていきたいと思います。

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